蓮根の絞り汁
これは薬茶といえるのかどうか。
蓮根の絞り汁は、生の蓮根を簡単にいただけるものです。
喘息にも良いので、宅配で頼んでいる野菜の箱に毎週のように蓮根が入っているときなどは料理のレパートリーがなくなって、絞り汁だけを飲むなんてことがあります。
絞ったかすは蓮根餅にして、炒めてこれもいただきます。
蓮根は生だと甘、寒、体の熱を冷まし肺を潤し、血液の滞りをなくしてくれます。
火を通すと、食欲を促し下痢を止める働きがあります。
生の汁は、梨の絞り汁といっしょにした飲物として、またさらにそれに生の麦門冬の汁、芦の根の汁、黒くわいの汁(中華料理によく出てくるシャリシャリしたくわい)を加えて飲む五汁飲がよく知られています。
本草綱目によると、
蓮の節は止血、蓮心は熱を冷ましリラックス効果を、ハスの花の芯は止血、蓮房(実が入っている蜂の巣のような部分)は止血し瘀血をとり、ハスの茎は気を通し、お乳の出をよくし、ハスの葉は解熱、ハスの花のへたは胎児を守り、ハスの花は暑いときに涼しくしてくれると記載されています。
コメント
蓮の絞り汁は、喘息にいいのですね。これを知ってたら、咳のしすぎでギックリになったのですが、これは予防できたかも
蓮根できんぴら作る位しかできませんが、たくさん効能がある万能野菜なんですね・・。
ハス万歳!
投稿者: あさこ | 2006年06月21日 19:09
蓮根はでんぷん質が多いので、しぼり汁を飲むと多少ざらつきます。
でも、と〜っても甘いんですよー。
煮た味とは一味違う???の世界が広がります。
投稿者: toukikou | 2006年06月23日 08:43