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チャングムが当てた熟柿

最高尚宮が、チュクスンチェ(タケノコの和え物)の中に何が入っているか、皆に聞きます。
皆が答られなかった甘味を、チャングムが「塾柿」と見事に当てたシーン。

絶対味覚というのは、いろいろな食べものを食べてこそ培われるものだそうですので、小さなチャングムが絶対味覚を持っているというのはおかしいのですが、ドラマはこのほうが盛り上がりますね。

最高尚宮 「熟柿は季節の変わり目には風邪の予防にもなるうえ、二日酔いにも効く。殿下は昨夜お酒を嗜まれたゆえ、少し入れてみたのだが、あの子が当てたわ。」

ドラマでは熟した柿と訳されていましたが、韓国では熟柿(ホンシ)として秋から冬にかけて市場に一般的に出回るポピュラーなものだそうです。
口に入れるとねっとりとして、完熟メロンに近い舌触りとかで、そのままや料理にも使うけれど、本来の宮廷料理では果物を甘味として砂糖の代わりに使うことはないそうです。

柿は甘味と渋味を持ち、寒で、体を冷やしますが、潤いをもたらし、咳を止め痰をとり、下痢を止める働きがあります。
しかし、沢山食べると歯を損ねる、と書かれています。
老人や冷え性の方は、夜に食べると体が冷えて、トイレに起きてしまうようなこともありますので、朝や昼間にいただくようにしましょう。

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