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菊花普洱茶(キッカプーアール茶)

菊花プーアール茶 中国の清の時代の『本草綱目拾遺』の著者である趙学敏は、「普洱茶清香獨絶也、醒酒第一、消食化痰、清胃生津、功力尤大也」といっているそうです。

北京で買ってきた『茶飲養生事典』によると、

普洱茶は、解毒、利尿、散寒、食欲促進、止咳化痰、脂肪の新陳代謝作用、胃液分泌促進、脂肪を分解する。普洱茶は収斂作用があり、腸の蠕動運動を促進させ、習慣性便秘を改善する。研究により、血圧の上昇を抑え、血脂肪を中和し、浄血作用を生み出すことが発見された。 長期飲用すれば、動物性脂肪を体内より排出し、高血圧や動脈硬化の患者に良い。このほか医学上、防癌効果が発見されている。普洱茶を飲用すると血液循環を促進し、新陳代謝がよくなり、女性の四肢の冷えを改善するが、乾姜を加えるとさらにそれが高まる。その温和な特性は胃を損傷することなく、多くの人が飲むのに適している。

とあります。
水色は紅茶よりさらに黒く、発酵期間が長く、熟成期間を長くおいたものの方がマイルドだといわれていますが、湿度の高い場所で発酵させるので黴臭さを伴うため、特有の匂いのせいで苦手意識が生まれるかもしれません。
私も初めて普洱茶を飲んだときにあまりに変な匂いがしたため、それ以来嫌いなお茶の一つでしたが、洗茶すると黴臭さはかなり減るのと、慣れでへっちゃらになってきました。

菊花も、味が嫌い、という方がいますが、菊花だけ単品でお茶にするより、普洱茶と合わせて飲む方が、お互いの味の欠点をカバーしておいしくいただける気がします(おいしい普洱茶を飲んでいないからだよ、という声が聞こえてきそう。)。

菊花を加えることにより、喉の痛みやかすみ目にも効果があります。
中国女性は、ダイエットティーとして菊花普洱茶を飲んでいるそうですよ。

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