最近、私はパン焼きにはまっています。
もともと、天然酵母のパンを自己流で焼いていたのですが、本を見ながらの自己流ゆえ夏はそこそこ大きいパンが焼けるものの、冬は自然と小さくなるというしろもの。
北京中医薬大の授業が隔週の土日にあったため、パンを焼く気がおきず、その授業が終わった後でもすっかりその気が起きなくなってしまったのです。
そこで、ちょっとパン教室に通ったらやる気が起きるかと行き始めたところ、俄然、ほとんど中毒にかかっているのではと思われるほど、めちゃくちゃやる気が出てしまったと言う訳。
ホント、我ながらこの集中力のすさまじさにはあきれます。
パンの焼き方は正解がない。
いろいろな焼き方があって、自分がおいしいと思ったパンを焼きたい私としては、いろいろなパンの焼き方を知りたい、ということで、いろいろ体験教室におじゃましています。
その中で、ホームメードであるにもかかわらず、平気でショートニングを使っている教室があるのには驚きました。
工業製品を大量に作るのではないのだから、自分で家庭作るのだから、氏素性のわかった材料を使いたいもの。
特に、アレルギー持ちの私としては、極力変なものは排除したい。
昔、大人になってから罹った喘息の後、5〜6年はかなり厳密な自然食にしていました。
卵も肉も食べずに、添加物の入ったものは御法度にしていました。
今は、卵も肉も食べていますが、確かそのときに調べたときにショートニングはよくない食べものだったはず。
改めてネットで調べなおしてみて、驚き!!!
トランス型の脂肪酸って、有害であって、危険な物質なのですね。
自然界に存在しない水素を添加することによって、液体である植物油を固体に変える。
サクサクした触感と保存が効くので工業製品には多く使われていますが(マーガリン、クッキー等、その他のスナック菓子)、自然界に存在しないゆえ、虫もたからないとのこと。
人間の細胞は60兆と言われています。
その細胞膜の材料となるのは脂肪だから、トランス脂肪酸を摂取していると細胞膜の材料とはなりえず、細胞自体の脆弱性が指摘されています。
日本人にアレルギーが増えたのは、規制されていないショートニングを使った加工食品を多く食べているからではないかという声もあります。
参考ページ
no1on.net/margarine.html
www.geocities.jp/manse216/sonota-contents/fat.html
odevivi.com/allergy/alerugy/all/a-6a.htm
www.food-safety.gr.jp/syokuhinhyouji/torannsusibousan.htm
www.getwell.co.jp/tr.htm
それにしても、家庭で手作りするものに、何の疑いもなく危険な材料を使って教えるのはやめてほしい。
危険だということを、知らない人が多いんですから。
ショートニングを使っているところは、ホームメード協会(自分の目で確かめました、本の中の材料にもショートニングと書いてあります)、島津睦子ケーキングスクール(多分使っています、自分では確かめていませんが、彼女の本に記載されているので、驚いてしまいました。)
なお、米国ではトランス脂肪酸を含まないマーガリンも発売されているようです。
日本の状況は調べてはいませんが、怪しいと思います。