ルクルーゼが気に入ってしまいました
フランス製のルクルーゼ(坩堝の意味だそうです)という鋳物ホウロウ鍋を、先日買いました。
一般的に、もし最初に購入するとしたら、丸形のココットロンドらしいのですが、参鶏湯(サムゲタン)やローストチキンにトライしたい私としては、ココットオーバル(楕円形)のそれも27cmの白にしました。
我が家のオーブンに入って、なおかつ回転しても大丈夫な大きさで、チキン1.8kgが入る大きさということでこの大きさとなりました。
実は、暮れに大地を守る会で注文したときに、やって来たのが1.8kgチキンだったのです。
驚きました.....大きくて。
そのときは、中まで火を通そうとして、周りが焼け過ぎ乾燥してパサパサになってしまいました。
入れる器がなかったので、何と南部鉄のすき焼き鍋に入れ、ときどき流れて来る油をかけてオーブンで焼いたのです。
チキンは、すき焼き鍋の把手まで、はみ出してました。はい。
そこで、オーバル27cmになったのですが、楕円にしたせいか思ったよりガス台を占領せず、他の鍋ともくっつかずに結構快適。
少ない水で蒸し煮状態にするのに優れ、大は小を兼ねるを地で行く鍋だというのを発見。
三層ホウロウされているのでいささか重く、蓋もかなり重いのですが、この重さがミソだと思いました。
適度に密閉されて、中の蒸気が蓋を押し上げずカチャカチャいわないのです。
もちろん、火加減によってはいうかもしれませんが、ビタクラフトなどはどんなにトロ火にしても鍋が音をたてるし、私の持ってるビタクラフトの中には、火を消した後でもシュウシュウ小さな音を立てて自己主張する鍋もあります。
ルクルーゼはそんなことはないですね。
ホウロウがさび付かないように、使用後に洗ったら、すぐ布で水分を拭き取って収納しなければならないのが、私にとってはちょっと面倒ですが。
気をよくして、18cmのフルーツグリーンのココットロンドも購入してしまいました。
白のホウロウ鍋で、何度も焦げつかせていた鍋をお釈迦にしたので、その代わりです。
でも、鍋の中を見て、白ではないので、がっかり。
変なベージュ色は、グリーンとは合わないと思うのです。