不眠(陰虚火旺の場合)
体の中で、陰陽のバランスが、もし崩れたら.....
陰虚というのは、陰が不足していること。
すると、相対的に陽が増えます。
陰とは体内においては、陰液とも呼ばれている水分や血液などの物質を指し、陽とは熱エネルギーのことを指します。
したがって、陰が不足すると陽が増し、熱が火となり、燃え盛ってしまうのです。
それが神(しん)を炙るので、不眠が起きてしまいます。
腎陰不足で、心を養えない状態です。
朝早く目が醒めたり、イライラしたり、無力感、掌や足の裏がほてるなどの症状があったら、このタイプの不眠です。
このタイプは、陰を潤し、火を鎮めなければなりません。
しっかり心(しん)も養なってあげなければいけません。
そこで、メニューとしては、
〇鴨や蓮の実のうどんすき
鴨、蓮の実、白木耳、アスパラ、イカ、うどん(小麦)、卵
鴨、白木耳、アスパラ、イカは、体を潤す効果があり、蓮の実や卵は安神(精神を安らかにする)の作用があり、小麦は養心するとされています。
〇苦丁茶
中国茶の中で、とっても苦い苦丁茶というお茶があります。
苦味は、五臓の中でも心(しん)を養う味といわれています。
は、いかがでしょうか。