« 2006年04月 | メイン | 2006年06月 »

2006年05月29日

更年期障害の薬膳(腎陰虚の場合)

先日の研究科のテーマは更年期障害でした。

更年期障害といってもタイプがいろいろあり、
〇 腎陰虚、〇 心腎不交、〇 腎陽虚、〇 腎陰陽両虚
とあります。

グループに分かれて、メニューを組み立てた結果は、う〜んなるほど、というものばかり。

その第1弾として、本日は腎陰虚の場合の薬膳です。
腎陰虚って何、どんな症状なの、というと、

眩暈、耳鳴、ほてりや汗、掌や足の裏がほてる、腰や膝がだるく重い、皮膚が乾燥する、皮膚が痒い、口渇、大便乾燥、便秘、尿量が少なく黄色い

などの症状が現れます。
全部出てくるというわけではありませんよ。

そんな方の薬膳の一メニューとして

〇 炊き込みご飯(貝柱、筍)
〇 ほうれん草と金針菜のおひたし
〇 茶碗蒸し(牡蠣、豆腐、枸杞、三つ葉)
〇 白きくらげのシロップ煮(枸杞、梨、蜂蜜入り)

はいかが。

陰を養うことができる、貝柱や牡蠣、卵、白きくらげ、
血を補うことができる、牡蠣、卵、ほうれん草、金針菜
肝を補う枸杞
を使っています。

陰が不足しているときは乾燥して火になりやすいので、体を温めるものは選んでいません。
冷やしたり潤いをもたらす梨や豆腐、筍を加えています。

2006年05月26日

ベジタリアンは健康になれる?

以前、大人になってから罹った喘息のため体質改善するために、自然食を取り入れていました。
昔の日本の食卓にのぼったメニューいっぱいの素朴で質素な食事です。
主流は玄米菜食で、あの頃は、かなり食べないものが多かった。
肉、卵、コーヒーなど。

ほとんど好き嫌いがない食生活だったので、かえって除外する食品があると楽しんだりして。
今は、猫を飼っている影響と、薬膳を勉強していて、薬膳は特に中年以降の人に効果のある食べ物だと感じているので、玄米菜食主義に戻る気はありません。

だって、完全に玄米菜食にすると、いろいろ食べれないものがあって、かえってストレスがたまってしまうからです。
加工食品の材料に卵が入ってるとか、牛乳を使ってるとか、ソースに肉のエキスが入っているとか。
そこで、自然食品店のお世話になるのですが、ソイミート(なぜ肉という名前がつくのか)とか、グルテンバーグとか、肉恋しや〜、という意識が見え見えの商品を見ると、かえって情けなくなってしまいます。

野菜そのものは大好きですが、なぜ植物そのものを生かした料理ではなく、肉の代替品や牛乳の代替品の料理にならなければいけないのか。
それは、「野菜に対する冒涜」ではないのか。
もし、ベジタリアンをするのなら、動物性食品とはきっぱり訣別したほうが、よっぽどすっきりすることでしょう。

しか〜し、植物だけで旨味を出すのは、動物性食品の味を知ってしまった舌にはむずかしい。
よっぽど、体調がすぐれない人や食べ物に思い入れがない人、主義を貫き通せる人でなければ続けられないでしょう。

昔の人が、「四つ足は血がけがれる」といったように、確かに高蛋白質の動物性食品を取り続けていると、血液もサラサラとは流れていかず、瘀血がたまりやすくなるようです。
私が、現在、風邪を引いてもそれが引き金になった喘息の発作を起こさなくなったのも、食物での体質改善が効いたと思っています。

でもここのところは、肉や魚の一品料理を考え出す方が簡単で、調理も比較的たやすい(野菜だと切る手間がかかる)ので、メイン料理にすることが多かったのです。
しかし、これではいけない、ちょっと見直し、点検、軌道修正しなければ。

これから先は野菜中心で、肉や魚は野菜料理の味出し程度、焼き魚やハンバーグなどの料理を作ってしまったら、それを上回る野菜を一緒にとるつもりです。
人間の歯の構造からすると、親不知も勘定に入れると、8×4で32本あり、肉食に適した犬歯は4本しかありません。
ここから察すると、4/32で1/8は肉食してもよいということになります。
逆にいうと、肉の8倍は植物をとらなければいけないということになります。

ECO的立場から見ると、植物は人間が直接摂取してこそ生産コストがかかりませんが、肉や魚に飼料用としてまわされると非常に高価なものになります。
野菜中心の方が食費が少なくてすみますね。

(薬膳はどうするのさ、というツッコミに対しては、次回)

2006年05月25日

五兪穴(井栄兪経合)の陰陽

体の中の経穴(ツボ)には、肘から下、膝から下の部分に五行にたとえた重要なツボ、五兪穴があります。 それは、末端からそれぞれ井穴、栄穴、兪穴、経穴、合穴と呼ばれています。

中国の古典である「難経」六十八難には、それぞれの経穴を水の流れにたとえています。

所出為井。所流為栄。所注為兪。所行為経。所入為合。

井穴は気が出るところ、栄穴は流れていくところ、兪穴は注ぐところ、合穴は気が入るところ、とあり、さらに、それぞれの穴はどんな症状のときに使うかを示しています。

井主心下滿。栄主身熱。兪主体重節痛。経主喘咳寒熱。合主逆気而泄。

これらの井栄兪経合の各穴は、五臓六腑に対応しており、陰に属する臓は、それぞれ肝(木)・心(火)・脾(土)・肺(金)・腎(水)の順に対応していますが、陽である腑はそれぞれの臓との表裏関係ではなく、大腸(金)・膀胱(水)・胆(木)・小腸(火)・胃(土)の順に対応しているんです。

表にすると、

五兪穴 井穴 栄穴 兪穴 経穴 合穴
陰経 肝(木) 心(火) 脾(土) 肺(金) 腎(水)
陽経 大腸(金) 膀胱(水) 胆(木) 小腸(火) 胃(土)
となります。

陰経でいうと、春には木の肝経の井穴を、夏には火の心経の栄穴を治療するとよいという記述もあり、たとえば、春はイライラ肝気が上りやすい時期なので、肝陽が上亢しているときは指先の井穴(肝経は足の親指にある大敦穴)から点刺させて血をちょっと出すと肝気がおさまるといわれています。
井穴は気が出るところ、合穴は気が深く体内に入るところで腎にたとえられています。
腎は体内の奥深くに気を収蔵する場所。

陰経の場合は、季節と臓と井栄兪経合の対応がぴったりだと思えますが、はたして陽経の場合は?
なぜ、金水木火土の順に変わるの?

どなたか、おわかりになる方、教えてください。

2006年05月24日

朝からタクシーと正面衝突しそうに

a.m. 6時55分、いつものように駅まで50ccバイクで走っていたときのこと。
車1台しか通れない細い路地を右折しようとして、目の前のタクシーに正面衝突しそうになりました。

いくら、細い路地ったって、なんで私の進路にいるのさ。
対向車線をほんの少しでも開けて走っていてくれれば、そのそばをすり抜けられたのに。
タクシーはおそらく左折しようとしていたのでしょう。
左側を開けていたんです。
タクシーの運転席側に、もろに追突しそうになりました。

「あぶないなあ!何やってんだよー! 」(口が悪くて失礼...)
大声で怒鳴ったわけではないけれど、近くにいた歩行者が私のほうを見ていたので、その内容は聞こえたみたい。

本当にぶつかる寸前で回避できたので、かなり危ない状況だったのですが、なぜかそのときも冷静、今も冷静。
大いなる力に護られているような気がしてなりません。

まあ、お互いにストップできるくらいのスピードだったと言われれば、それまでですが、アクシデントというものは思いもかけない想像していない状況から発生するのが常なのでしょう?

2006年05月22日

気を巡らす

気が滞ったら、薬膳では、気を巡らす食べ物を取ります。
香りがあるもの(ハーブ類)や柑橘類、気を下に降ろす大根や蕪やニンジン、気を巡らせられるピーマンや苺など.....

手っとり早くハーブティーなんぞ、お好きな方にはリフレッシュされて、とっても良いと思います。

けどね、ここのところ感じるのは、
気滞なら、食べ物も良いけれど、直接気を動かした方が効きがいいのじゃないか、ってこと。

気功体操をしていると、自分自信の『気』を動かすのには、とても効果的な気がして。
両手に抱えたポールのような『気』を上げたり下げたり、自分の体の中に通したり。

気は運動エネルギーだから、留まっていると、いろいろ体のなかでは不都合なことが起きます。
イライラ、憂鬱が高じて『火』に変化したりもします。

『気』という目には見えないけれど、確実にそこにあるものを理解できると、また違った世界が開けるのでしょうね。

2006年05月18日

Ads by Google で楽しんじゃう

ブログの右側に載っているAds by Google は、もちろんアフィリエイトプログラムです。
こちらから、どなたかが購入したりすると紹介したということで、紹介料が入るしくみ。
しか〜し、私にとっては、ほとんど自分の楽しみとして載せてます。

だって、おもしろいんだもん。
私の書いた記事によって、その内容は毎日のように変化します。

たとえば、今掲載されているのは、
・「不眠は治せる?」−実際不眠で苦しんだ方の体験談とその対策本、ちょっとあやしい。
・「清澄生活でお腹スッキリ」−『清澄生活』という食物繊維の製品でした。食物繊維も万人向きとはいいがたい、と思う。
・「吉田睡眠呼吸クリニック」−睡眠時無呼吸症候群の検査と治療を行っているクリニック。この症状の方がいたら役にたちそう。
・「脳を鍛えるトレーニング」−自己啓発は右脳を活性させる、12,000円。この金額で達成できたら誰もシルバメソッド゙にはいくまい。
・「最高の睡眠を得たい人限定、究極の睡眠CDセット」−聴くだけで脳波が変わるパワースリープ、2006年4月末まで9,800円、もうすでに5月18日よ、体験談の写真の目を白線で隠してる、本物だったら隠す必要はないはず、あ・や・し・い。

基本的には疑ってかかる私ですが、ここぞというときに一番頼りにしているのは自分自身の本能というか勘です。
理論的に考えてわからないと、最終的には『勘』にひたすら依存します。
この本能や勘、バランス感覚といったものは、自然と一体として生活していないと養われないんですよね。

これは、中医学では、『天・地・人』といいます。
天と地の間に人間がいて、自然とともに人は生きているということです。
そして、まるごとの生きている人間自体を小宇宙にたとえます。
これを、『整体観念』といいます。

情報の氾濫している世の中だから、何が本物で何が偽物か、絶対バランス感覚がないとやっていけませんよね。

2006年05月17日

紅茶・コーヒーが温でプーアールは寒なの?

北京中医薬大日本校監修で、日本中医食養学会編の「食物性味表」が、刊行されました。
私めも、薬膳研究科に所属しているので、一冊いただきました。

以前から、コーヒー、紅茶などが温性を持つのか凉性を持つのか、いろいろいわれているので、さてこの本ではどうなっているのかな、と覗いてみると、

あらあら、紅茶やコーヒーが温性なのに、なぜかプーアール茶は寒性になっています。
プーアール茶の作用の中には、「生津解毒、瀉熱」とまで書いてある。

エエーッ、そんなことあるのお?
私は、結構プーアール茶をよく飲んでいるのです。
陽虚(冷え性)なのに、それでは逆をいくようなもの。
けれど、自分の体では、プーアールは、寒や、まして瀉熱とは感じられません。
自分の体感からすると、日本茶の方が凉だと思ってます。
後で冷えますから。
プーアールはそんなことはないんですよね。
なぜ、寒?.......

どこぞの文献を基準にしたのか?
そのへんの細かい部分までは記載されていないので、よくわかりません。

ちなみに、北京で買ってきた『茶飲養生事典』三采養生館 には、

飲用普洱茶能促進血液循環、加快新陳代謝、使身軆温暖、改善女性四肢冰冷現象:喝時加上幾辺乾姜可更具療效。 其温和之特性較不傷胃、適合多数人飲用。

とあります。
血液循環をよくし、新陳代謝を促し身体を温め、女性の冷え性を改善する。
乾姜(乾燥した生姜)を加えるとさらによい。
その温和の特性は胃を傷つけず、多くの人に適している。
とのこと。

私は、こちらの意見の方が合っていると思うんですけどね。

2006年05月15日

眠りの質が変わりました

土曜日は、久しぶりに薬膳の研究科がありました。
私がシルバメソッドのセミナーに行ったのを知っている友だちが、
「どうだったあ。」

「眠りの質が変わったわよ。
脳がグルグル活動状態が続くんじゃなくて、すぐ眠りにつけるようになった。
だから、睡眠時間が少なくても大丈夫。」

「疲れてるだけなんじゃないのー。」

ハハハ、そうともいえるかもしれない。
ウィークデイがハードだから、疲れてることは疲れてる。
この日も、本当は前回のセミナーが、先生の都合で繰り上げになり、午前中に開催されていたのでした。
私は、のこのこ午後のみ参加。

精神と肉体のバランスがとれないと、体を動かしたくなるじゃありませんか。
午前中のセミナーに出るより、自分の体のバランスをとるのに忙しかったということです。
中医学はバランスを一番重要視しますからね。

なかなか寝つかれないなんてときには、すでに布団に入っているわけで、そんなときに薬膳なんて言ってられません。
夜遅く、ご飯食べるなんてもってのほかだし、第一食後なら、さらに食べることなんてできません。
真珠入りスープぐらいは、入るのでは?

ノンノン、脳をリラックスするシルバメソッドの一テクを使えば、あっと言う間に眠りの世界へ。
どんなテクかって?
カウントダウンしていく方法とだけいっておきましょう。
これは、出し惜しみしているのではありませんよ。

情報を口外してはいけないのかなと思える書類にサインしたからです。
興味を持った方がいらしたら、シルバメソッド八王子のページをごらんくださいませ。

2006年05月11日

華佗(かだ)や扁鵲(へんじゃく)

錦鶏を探しに出かけたチャングムは、帰りに傷を受けたミン・ヂョンホの手当てをしていて、宮中に戻るのが遅れてしまいます。
このとき、ミン・ヂョンホを襲った女は、後に逮捕されますが、そのときに言った女のセリフは、
「確実に急所だった。華陀や扁鵲でも生かすことはできないはず、よくも助けたものだ。」

華佗(かだ)は華佗膏という膏薬に名が残っている中国の名医です。
2世紀の初めに生まれ、長らく民間の医者として名声がありました。
彼は、内科、外科、婦人科、小児科に精通し、中でも麻沸散いう麻酔薬を使い、開腹手術をしたといわれています。
後の魏の王、曹操の頭痛を治し、気に入られて侍医として誘われたのですが、宮仕えを嫌って応じませんでした。
それゆえ、曹操の逆鱗にふれてついには死罪になってしまったのです。

扁鵲は、中国の戦国時代の医者で、医術、技芸とも特別に秀で、秦国のときの太医令、李醓(りけい)が嫉妬のあまり彼の殺害を企てたといわれています。
望・聞・問・切(ぼうぶんもんせつ)の四診に優れ、とくに望診と脈診に関して他の追随を許さなかったそうです。
用いた治療法は多種多様で、湯液(いわゆる漢方の煎じ薬)、鍼灸、按摩、火のし、手術を駆使したとあり、総合療法を行っていました。
(参考:中国医学の歴史)

現代中国の中・西結合の中西医的なお医者様は、古代からいらしたということですね。

2006年05月10日

水出しコーヒー

最近パン焼きにはまっている私。
ゴールデンウィークは最初の土日は6種類(全部生地が違う)、後の土日は4種類もパンを作ってしまいました。
もう、穴の中に片足(いや両足かも)をつっこんで、身動きがとれなくなりつつある状態を想像してください。

作ったら、食べなければならないので、家の中はパンだらけ。
仕方がないので、せっせと毎朝昼晩と食べ続けています。
おかげで、便は快調、快調
変なところで天然酵母の効果を確認してます。

そして、パンを食べるときにはやっぱりコーヒーが飲みたくなる、という訳。
パン教室では、各々コーヒーだったり、紅茶だったり、麦茶だったりをサーブしてくれるのですが、コーヒー党でもないのに、なぜかパンのときはコーヒーがほしくなります。

でも、常にそのたびに淹れるのは、ちと面倒。
そこで、水出しコーヒーの独特の甘味と冷蔵庫に入れておけるという利点を考えて、ハリオのポットを試してみたい誘惑にかられています。

しかーし、「水出しコーヒー」で検索すると、9割方アイスで飲んでいる様子。
それも、夏はやっぱり冷たいもの、なんて、お決まりのセリフ。
だめですよ。
冷房の入った部屋で、冷たい飲物、生の魚、冷たいサラダ、冷たいデザートなんて生活をしていたら、冷えの体質を作るようなもの。
「脾」の働きも弱って、気力も不足してしまいます。

私ですか?
水出しコーヒーが欲しい最大の理由は、あの味です。
水で出しておいて、それを温めて飲みたいのです。
ストックは冷蔵庫に置いておいて。

ちなみに、コーヒーの性は「温」という本もあり、「凉」という本もあり、どちらなのかはよくわかりません。
暑いところでとれるものだから、体を冷やすという人と、黒い飲物だから温めるという人と...
古代の中国にはコーヒーなんてなかったので、古代の書物には載っていないのです。

では、そういうときはどうしたらいいのか?
気功で鍛練すると、食物の四性(寒熱温凉)がわかるという方がいます。
私も最近始めました。
が、その域に達するのは、いつのことやら。


2006年05月08日

シルバメソッド

リラックスした集中を生み出すトレーニング法として知られているシルバメソッド。
そのキャッチコピーに、「冷え性克服」。
ん、そんな馬鹿な。
脳がリラックスするだけで、冷え性が治るのか、はなはだ疑問。

というわけで、記憶力も良くしたいけれど、「冷え性」に釣られて、受講してまいりました。
ゴールデンウィーク中、3日間も1日中セミナー室にいるのみ。
外は、からりと晴れて気持よい天気でしたね。

確かに、脳波がアルファ波の状態になると手がジンジン、ポカポカしてきて、この温かさを下に降ろせれば下半身の冷えも取れそうな気がしてきました。
しかし、極度の下半身冷えの私は、気が途中で詰まっているらしく、おまけに覚醒していないときは半分眠っている状態。

まあ、アルファ波状態になったかどうか、本人しかわからないといわれればそれまでですが、半分眠っているということは、逆にアルファ波状態になっていると確信したのです。
この辺は、本人の思い込みが大切です。
リラックスすれば、血流もよくなって温かくなる、緊張していると血管も収縮して冷えるという論理です。

よく「やる気が出ない」とか、本人が「その気になっていない」とかいうじゃありませんか。
自分自身に、思い込みというか、暗示というか、プラスの思考を授けることが、何かをなすときには重要でしょ。

そうそう、行ったって出るわけでもないのに、神経的に毎朝駅のトイレに立ち寄ってから出勤していた私。
今朝は、家のトイレを出るときに、なんとなく、
『今日は駅のトイレに寄らなくても精神的に大丈夫っ』
ていう思いが心の中に浮かびました。
トイレの前にやってきても(階段を降りると目の前がトイレのため)、入らずにはおれない誘惑も起きず、無事通り過ぎることができましたよ。