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陽経の五兪穴

5月25日の五兪穴の陰陽で、なぜ陽経の方が木火土金水ではなく、金水木火土になるのかわからないと書いたのですが、それに対する答がわかりました。

金は木を克する関係、『陽は陰をコントロールする』からという説明を鍼灸機理の先生から聞きました。
なるほどね、水は火を克し、木は土を克し、でずっとつながっています。

この理論は、難経六十四難の

是剛柔之事也.
陰井乙木.陽井庚金.
陽井庚.庚者乙之剛也.
陰井乙.乙者庚之柔也.
乙爲木.故言陰.井木也.
庚爲金.故言陽.井金也.
餘皆倣此.

が元になっているようですが、乙木とか庚金とか、十干で説明されると、私などはかえってわかりません。

甲(きのえね) 乙(きのと) 丙(ひのえ) 丁(ひのと) 戊(つちのえ) 己(つちのと) 庚(かのえ) 辛(かのと) 壬(みずのえ) 癸(みずのと)

十干が五行に配当されていて、それぞれ陽木、陰木、陽火、陰火...とあり、だから陰経の井穴は乙木、陽経の井穴は庚金というようです。

こうなってくると、そのうち、易も学びたくなりますね。
はからずも、6月3日のチャングムでは、「易経を学んだ方がよい」と言われていましたね。

コメント

昔占いで天中殺とかいうのがはやったとき、十干のことばをしりました。五行と関係有ったんですね。易学、興味有ります

中医学ってほんとに奥が深いですね。
易学の本、買わないで、図書館で借りてこようと思ってます。
なぜか、買ったりすると、そのうち読めばいいやで読まなかったり、なぜか安心してしまうんですよね。
でも、今月は忙しいから来月になっちゃう。
あ、こんなこと言ってたら全然読まなかったりして。

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