石けん作り
2009年の5月からすっかり石けん作りに、はまってしまいました。
いつになったら作る情熱が消えるのだろうと思いつつ、体を洗うだけではなく、キッチングッズや洗濯・掃除に使っていたら、その使い心地の良さを知るたび、とうとう石けん作りから抜け出せなくなりました。
神に捧げる生贄の動物を焼いた脂肪と木の灰が川に流れ落ち、ブクブク泡立ったもので洗ったら汚れがよく落ちたというのが石けんの起源といわれています。
自然界で発生した石けんは、合成洗剤に比べると非常に泡切れがよいのが特徴です。
また、通常市販されている石けんは、オイルに含まれているグリセリンを取った残りが売られていることが多く、手作りの石けんはオイルと苛性ソーダを化学反応させることによってオイルに含まれるグリセリンが自然な形で石けんに残っています。
グリセリンは甘くてとろりとした液体で、水溶性の汚れも油溶性の汚れもよく落としますし、ひび・あかぎれの薬として、またダイナマイト作りにも使われる有用性の高いものです。
ですから、手作りの石けんは何回となくそれで手を洗うことになっても、指がカサカサ乾燥しにくいのです。
それに、よくある市販の石鹸シャンプーではなく、コールドプロセスの石鹸で洗ったときの髪の洗い上がりの良さ。。。
今までの自分の髪がワンランクアップしたような、そんな感じになるのです。
コールドプロセス
釜炊法ということばは、よくお聞きになると思いますがこれはホットプロセス、これに対し低い温度でオイルが石鹸になる自動的な化学反応を促す方法がコールドプロセスです。
植物油の場合、38度から40度ぐらいが最適といわれています。