Googleのサイト内検索を入れてありますが、これはなかなか便利です。
中薬の名前はいろいろあり、大黄も「将軍」「川軍」などなど。
読み方もわからない、なんてときにはサイト内検索をお役立てください。
個人的には、引用句で、「重陰必陽、重陽必陰」は、素問の何論にあるの?、と疑問に思うときや、中薬の別名はいろいろあり中薬インデックスから引きにくいときに、サイト内検索を役立てています。
サイトとブログ
サイトには、本で調べたことなどを載せています。(ときどき加筆)
薬膳師の日常については、ブログにて更新しております。励みになりますので、よろしければコメントをくださいませ。
北京の薬膳
北京中医薬大の研修旅行で、北京に行ったときのものです。 (2005年秋)
北京の薬膳レストラン、時珍苑と中衛御苑福膳での本格的薬膳です。
杏仁豆腐
薬膳メニューに載せている料理は、古書などで昔から伝わったものがほとんどのようです。現代の本を覗いても、いにしえのレシピをまとめたものが大部分のように思えます。料理は作る人の匙加減一つでバリエーションは無限に広がっていくからこそ、いろいろな料理本が次から次へと生まれるのでしょう。
以下は、私のオリジナルレシピです。ご意見、お待ちしています。
- 材料
- 甜杏仁 30g、苦杏仁 30g、牛乳 200cc、水 200cc、ゼラチン 10g (ゼラチンを煮溶かすために水100cc)
- 作り方
- ゼラチンは水でふやかし、沸騰させないで煮溶かしておく。杏仁は合わせて、水200ccを加えてミキサーで砕く。それを布巾で絞って汁をとる。牛乳と溶かしたゼラチンも一緒に加え混ぜ、型に流し込んで冷やす。杏仁豆腐にかけるシロップは、砂糖を同量の水で煮溶かして冷ましたもの。
- コメント
- 生クリームを入れると濃厚な味になりますが、杏仁の風味がわかりにくくなります。かといって、牛乳を加えずに水だけで作ると杏仁の風味はさらに引き立ちますが、マイルドさに欠け、薬だと思って食べているという感覚が強くなります。
私のレシピだと杏仁の分量は通常より多いかもしれません。杏仁独特の香り(アーモンドエッセンスの香りだと想像してください)がかなりするので、これが苦手な方は分量を少なめに入れることをお薦めします。杏仁霜を使って作ったものより、香りがすばらしいことは請け合います。
(杏仁とは何か)