レインボーホテルの時珍苑1
北京では、観光客がよく行く有名な薬膳レストランのようです。日本人の小学生のグループも来ていて、彼らも薬膳を食べたのかと不思議になりました。小学生では、薬膳は毛色が変わっていて食べられないものも多いのではないでしょうか。薬膳は、中年以降にこそ効果を発揮する料理ではないかと私は常々感じています。
全蝎(さそり)や海馬(竜の落とし子)など、中薬として本に載っていたものが料理として出されると一瞬ハッとしますが、そこは薬膳科を卒業したメンメン。どんな味がするのかやはり知りたい興味の方が勝って、しっかりいただいてしまいました。
(前菜の内容がよくわかりません。席についたときには、すでにテーブルの上に用意されており、お腹がすいていたせいもあり、深く詮索せずに早速いただいてしまったのです。説明がしっかりなされていなければ、薬膳の意味がないと反省してます。)
苦瓜の前菜(明目、解毒) | パテ(羊だったか) | 魚の唐揚げ八角風味(散寒止痛) |
棗の蜜煮麦門冬入り(補気、滋陰) | 鶏だったか、丁香風味(温中降逆) | 蒸し山芋の和え物(補気) |
パテ(豚?) | 人参、麦門冬、スッポンのスープ(補気、滋陰) | 豚のアキレス腱の煮込み海馬添え(補腎壮陽) |
海老と帆立ての炒めもの(補腎壮陽、滋陰) | 天麻と鮫の浮き袋の煮込(熄風) | 千切り豚肉ともやしの炒めもの(滋陰、清熱解毒) |