レインボーホテルの時珍苑2
北京では、観光客がよく行く有名な薬膳レストランのようです。日本人の小学生のグループも来ていて、彼らも薬膳を食べたのかと不思議になりました。小学生では、薬膳は毛色が変わっていて食べられないものも多いのではないでしょうか。薬膳は、中年以降にこそ効果を発揮する料理ではないかと私は常々感じています。
全蝎(さそり)や海馬(竜の落とし子)など、中薬として本に載っていたものが料理として出されると一瞬ハッとしますが、そこは薬膳科を卒業したメンメン。どんな味がするのかやはり知りたい興味の方が勝って、しっかりいただいてしまいました。
(前菜の内容がよくわかりません。席についたときには、すでにテーブルの上に用意されており、お腹がすいていたせいもあり、深く詮索せずに早速いただいてしまったのです。説明がしっかりなされていなければ、薬膳の意味がないと反省してます。)
全蝎の唐揚げ(活血化瘀) | 松の実切りの魚の餡掛け | 椎茸の煮物と油菜 |
黄えんどう豆の羊羹 | 一瞬蟻かと思いましたが、胡麻をまぶした春巻風 | 枸杞とレタス入りチャーハン |
最後のフルーツの飾りは、葉っぱに見立てた西瓜の皮です。葡萄の垣根は楊枝でできています。見た目で楽しめる飾りつけは、料理の内容もさることながら、旅の印象を深いものにしてくれました。 この西瓜の皮はどうやってカットするのだろうと議論になり、友だちはしっかりお持ち帰りです。 |
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髪菜と卵のスープ | フルーツ盛り合わせ |