標本(解剖)
私たちが見学したのは、解剖の標本と中薬の標本でしたが、解剖の標本はリアルでしたのであまり写真を撮りませんでした。
スケジュールを見る限りでは解剖された検体が横たわっているかと想像していましたが(鍼灸学校に行っていたときにすでに見学したことがあります)、ガラスの瓶に保存された人体のパーツと、特別にホルマリンにつけてあったものを取り出して実際に見せてくださいました。
が、あまりリアルな写真だとびっくりされる方もいるのではないかと思い、見るだけにとどめたものもかなりあります。
検体なさった方に敬意を表し、「じいちゃん、ありがとう。」とポツッとつぶやいた20歳の男子生徒の言葉が印象的でした。
それにしても、尺骨・橈骨、骨盤・大腿骨・脛骨など、みんなよく平気で触れます。
それは、本物の人体の骨なんですよ、って心の中で言ってみても、実は自分でも触ってたりしてます。
他の皆のように、組み立てたりしてないだけで。
医療従事者たるものが人体のパーツを見て驚いたりしてはいけません。はい。
頭蓋骨も、じっくり観察すると個体によって違うものです。 綺麗な色で着色された神経の伝達模型があり、先生がそれを見て、わかりやすくてよいとおっしゃっていました。
解剖学の時間にその模型があったなら、もっと理解が深められたかもしれません。