黒龍江中医薬大の寮
今回私たちが宿泊したのは、黒龍江中医薬大の留学生用の寮でした。
内装したてのフロアだったので、他の階に比べると明るい感じがしました。ただ私はラッカーの匂いで喘息の発作がでないかとヒヤヒヤしましたが、私ではなく他の生徒が発作を起こし、引率の先生はあたふたとしてしまったのでした。
ベッドはセミダブルで固めだったので、寝心地が良かったのですが、洗面所とトイレとシャワーの仕切りがなく、洗面所の下にしか排水口がないので、シャワーを使う(一人部屋は午後7時から10時までしか使えない。二人部屋は24時間使えますが、皆がいちどきに使うと水になる)と、床が水浸しになってしまうのです。
せめて、シャワーの下に排水口が欲しいところです。
この寮に限らず、一番馴染めないのは、トイレで使用したペーパーを便器に捨てられないこと。排水管が細過ぎるのか、下水道設備が充実していないからなのか。
私が、「こんなの、ギリシヤの島に行ったとき以来。」と言うと、友人が「ボルネオ島に行ったとき以来。」と答えます。
まだ、その位のレベルなんでしょうか。
来年北京オリンピックが開催されるまでには、首都北京は世界中からやって来る観光客に対応できる水準になっているのでしょうか。