黒龍江中医薬大のキャンパス
大学の中には小さなスーパーもあり、お菓子やドリンク、ちょっとした生活用品なども購入することができます。
薬蜜やお菓子、リップクリームにも中医学的な要素が満載で、さすが本場の中医学は生活の中に根ざしていると感心してしまいました。
さて、キャンパスの中でも「大医之路」と名付けられたエリアは、散歩をするのに最適。
歴代の名医の石像があちこちで出迎えてくれます。
中でも張仲景先生(傷寒雑病論の作者)は大人気。
「私が、天才だと思ってる人。(張仲景氏のことを)」と、口にすると、別の者が「みんな、そう思ってるよ。」と。
「一緒に、写真を撮る。」と誰かが言い出すと、私も、私もと。従うものがぞくぞくと。
華佗や扁鵲、李時珍だっておられたのに、なぜ皆、張仲景なんでしょう。
私が、彼が天才だと思っている理由は、いつも玉屏風散のお世話になっているからです。
たった3味で方剤を作ってしまう、なんてシャープな頭脳の持ち主なんでしょう。
写真の最後が張仲景氏です。