草根木皮みな薬
 

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霊枢・70寒熱

瘰癧(るいれき)の成因について論述し、その診断・治療・予後などに及ぶ。瘰癧ができる理由は、寒熱の毒気が経脈の間に稽留するためと認識している。その多くは寒熱を伴っている。

黄帝問于岐伯曰、寒熱瘰癧、在於頚腋者、皆何気使生。岐伯曰、此皆鼠瘻、寒熱之毒気也、留於脈而不去者也。
黄帝曰、去之奈何。岐伯曰、鼠瘻之本、皆在於蔵、其末上出於頚腋之間。其浮於脈中、而未内著於肌肉而外為膿血者、易去也。
黄帝曰、去之奈何。岐伯曰、請従其本引其末、可使衰去而絶其寒熱。審按其道以予之、徐往徐来以去之。其小如麦者、一刺知、三刺而已。
黄帝曰、決其生死奈何。岐伯曰、反其目視之。其中有赤脈、上下貫瞳子。見一脈、一歳死。見一脈半、一歳半死。見二脈、二歳死。見二脈半、二歳半死。見三脈、三歳而死。見赤脈不下貫瞳子、可治也。