秫米(じゅつべい)
- 分類
- 養心安神薬
- 出典
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- 処方用名
- 秫米、北秫米、粟
- 基原
- イネ科 Gramineae のアワ Setaria italica BEAUV. の種子
- 性味
- 甘/微寒
- 帰経
- 肺、胃、大腸
- 効能
- 益陰和胃、安神
脾胃虚弱、胃気不和による不眠に、半夏と用いる。
陰虚の不眠にも使用する。 - コメント
- あわはお米のようにアワゴメとモチアワがあります。
モチアワの方はかなり黄色く、日本産は白色アワと黄色アワがありますが、この黄色アワよりモチアワの方がさらに黄色いです。
アワ、キビ、ヒエ、ムギなど雑穀を健康のためにいただきましょうといわれて久しいですが、特別雑穀料理を作るのはなんだか面倒なので、もっぱら玄米とともに炊いています。
他の雑穀に較べるとアワは、どうも鳥のエサのイメージがぬぐえません。
リラックス効果のある食べ物だったんですね。 - 参考
- Setaria italica の画像