薬膳や中医学を勉強している方、
知りたい方に送る薬膳や中医学情報

中薬

養心安神薬

遠志(オンジ)

合歓花(ゴウカンカ)

合歓皮(ゴウカンヒ)

酸棗仁(サンソウニン)

秫米(ジュツベイ)

小麦(ショウバク)

柏子仁(ハクシニン)

夜交藤(ヤコウトウ)

辛温解表薬

辛涼解表薬

清熱瀉火薬

清熱燥湿薬

清熱涼血薬

清熱解毒薬

清退虚熱薬

峻下逐水薬

利水滲湿薬

芳香化湿薬

活血化瘀薬

温化寒痰薬

清化熱痰薬

止咳平喘薬

重鎮安神薬

養心安神薬

平肝熄風薬

総インデックス

参考：
「中薬学」上海科学技術出版社、
「中医臨床のための中薬学」神戸中医学研究会編著
性味、帰経は「中薬学」(中国高等医薬院校教材)から引用。

合歓皮(ごうかんひ)

合歓皮

分類: 養心安神薬
出典: 神農本草経
処方用名: 合歓皮
基原: マメ科 Leguminosae のネムノキ Albizzia julibrissin DURAZZ. の樹皮
性味: 甘/平
帰経: 心、肝
効能: 安神解鬱、活血消腫
1.情志不暢による抑鬱、煩躁不安、健忘不眠などに用いる。
合歓皮には安神解鬱の効能があるので、以上を治療することができる。
単独でも使えるし、柏子仁、竜歯などを配伍しても使える。
2.打撲、骨折および癰腫、内癰などに用いる。
合歓皮には活血、消腫、止痛の作用があるので、以上に使用できる。
骨折の治療に、よく当帰、川芎を配伍して用い、肺癰の治療に白芷を配伍する。例：合歓飲。
蒲公英、野菊花を配伍して、癰疽瘡腫の治療に使用する。