谷精草(こくせいそう)
- 分類
- 清熱明目薬
- 出典
- 開宝本草
- 処方用名
- 谷精草、谷精子、谷精珠、移星草
- 基原
- ホシクサ科 Eriocaulaceae のオオホシクサ Eriocaulon buergerianum KOERN. などの頭状花序をつけた花茎。
頭状花序のみを集めたものを谷精子、谷精珠と呼ぶ。 - 性味
- 甘/平
- 帰経
- 肝、胃
- 効能
- 疏散風熱、明目退翳
肝経風熱による目赤腫痛、多涙、翳障などに用いる。
本品は疏散肝経風熱で明目退翳の効能がある。
荊芥、龍胆草、赤芍などを配伍する。例:谷精龍胆散。 - 参考
- Eriocaulon buergerianum の画像