芫荽(げんすい)
- 分類
- 辛温解表薬
- 出典
- 嘉祐本草
- 処方用名
- 芫荽、胡荽、香菜
- 基原
- セリ科 Umbelliferae のコエンドロ Coriandrum sativum L. の全草
- 性味
- 辛/温
- 帰経
- 肺、胃
- 効能
- 発汗透疹
麻疹の初期に用いる。
すけてみえるが充分に表面にはでていないときに応用し、皮疹の透発を促進する。
外用、内服ともによい。
外用は胡荽を煎じて、蒸気で手足をいぶす。
薬湯で洗うのもよい。
薬湯の熱気によって汗ばませると皮疹が透発しやすくなる。
もし風寒外束による疹不暢があれば内服し、発汗解表と透疹の効き目がある。
解表透疹剤の中にいれることもできる。 - 参考
- Coriandrum sativum の画像