草根木皮みな薬
 

薬膳や中医学を勉強している方、
知りたい方に送る薬膳や中医学情報

穀芽(こくが)

穀芽
分類
消導薬
出典
本草綱目
処方用名
穀芽、稲芽、炒穀芽、炒稲芽、香穀芽、香稲芽、焦穀芽、焦稲芽
基原
イネ科 GramineaeのイネOryza sativa L. の発芽させた頴果(もみ)
性味
甘/平
帰経
脾、胃
効能
消食和中、健脾開胃
食滞による消化不良および脾虚による食欲不振に使用する。
穀芽の効能は麦芽に似るが、食物を消化する力は麦芽より緩和なので、消化を促進し、胃気を損傷しない。よく麦芽を配合して治効を高める。
前者に対して、神曲山楂子などを配伍し、後者に対して、党参白朮陳皮などを配伍して使用する。
参考
Oryza sativa の画像