石灰(せっかい)
- 分類
- 外用薬
- 出典
- 神農本草経
- 処方用名
- 石灰、生石灰、熟石灰、陳石灰、風化石灰
- 基原
- 石灰岩 lime stone を化熱して焼成したもの(主成分は炭酸カルシウムCaCO3)。
- 性味
- 辛/温。有毒。
- 帰経
- −
- 効能
- 解毒療傷、止血
1.解毒療傷
熱傷に、風化石灰の溶液に麻油を加え乳状にして塗布する。
2.止血
外傷の出血に、生大黄と炒して用いる。例:桃花散。
3.腐食作用を持つので、疣贅(いぼ)、痣(あざ)などに生石灰を糊状に調製し外用する。 - 参考
- lime stone の画像