草根木皮みな薬
 

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紅藤(こうとう)

分類
清熱解毒薬
出典
図経本草
処方用名
紅藤、省藤、大血藤
基原
アケビ科LardizabalaceaeのSargentodoxa cuneata REHD et WILS.の蔓性木質の茎
性味
苦/平
帰経
胃、大腸
効能
清熱解毒、活血止痢
腸癰腹痛の要薬である。
本品は清熱解毒、消癰止痛に長じている。
常に、清熱凉血、解毒消癰の銀花連翹丹皮などを配伍する。例:紅藤煎。
また、銀花白芷赤芍を配伍し、熱毒癰腫に用いる。
このほか、本品は活血散瘀および止痛の効能を持つ。
打撲捻挫、生理痛、風湿関節疼痛に用い、一定の効果がある。
参考
Sargentodoxa cuneata の画像