羅布麻(らふま)
- 分類
- 平肝熄風薬
- 出典
- 陜西中草薬
- 処方用名
- 羅布麻
- 基原
- キョウチクトウ科 Nerium indicam 羅布麻 Apocynum venetum L. の葉あるいは全草を乾燥したもの体
- 性味
- 淡、渋/寒
- 帰経
- 肝
- 効能
- 平肝、清熱、降圧、利水
肝陽上亢あるいは肝熱による高血圧に、頭痛、眩暈、煩躁、不眠などの症状が見られるときに使用する。
羅布麻には平肝清熱、降圧の作用がある。
お湯に入れてお茶として飲むか、あるいは夏枯草、釣藤鈎、野菊花などを配伍して用いる。
羅布麻には利尿作用があり、小便不利、浮腫に熱象が見られるときにも用いる。 - 参考
- Apocynum venetum の画像