草根木皮みな薬
 

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白蒺藜(びゃくしつり)

シツリシ
しつりし2
分類
平肝熄風薬
出典
神農本草経
処方用名
白蒺藜、刺蒺藜、蒺藜子、シツリシ
基原
ハマビシ科 Zygophyllaceae のハマビシ Tribulus terrestris L.の未成熟果実
性味
辛、苦/微温
帰経
肝、肺
効能
平降肝陽、疏肝解鬱、疏散風熱、明目止痒
1.肝陽上亢による頭痛、眩暈などに用いる。
&#x藜子には平肝潜陽の効能があり、釣藤鈎真珠母菊花などを配伍して使用する。
2.蒺藜子には疏肝解鬱の効果があり、肝気鬱結による胸脇部の脹って苦しいなどに対し、柴胡青皮香附などを配伍して使用する。
3.蕁麻疹、掻痒などに用いる。
蝉退荊芥などを配伍し、蕁麻疹、掻痒などに使用する。
4.風熱による目の充血、流涙などに用いる。
蒺藜子に菊花蔓荊子決明子などを配伍し、袪風明目の効果を強め、風熱による目の充血、流涙などに使用する。
参考
Tribulus terrestris の画像