鹿蹄草(ろくていそう)
- 分類
- 袪風湿薬
- 出典
- −
- 処方用名
- 鹿蹄草、鹿衘草、鹿啣草、鹿含草
- 基原
- イチヤクソウ科 Pyrolaceae のイチヤクソウ属植物 Pyrola rotundifolia L. subsp. chinensis H. ANDRES 、チョウセンイチヤクソウ P.rotundifolia L. などの全草。
日本産はイチヤクソウ P.japonica KLENZE およびベニバナイチヤクソウ P.japonica KLENZE およびベニバナイチヤクソウ P.incarnata FISCHER である。 - 性味
- 甘、苦/温
- 帰経
- 肝、腎、肺
- 効能
- 袪風除湿、補肝腎、強筋骨、止血
1.袪風除湿・補肝腎・強筋骨 肝腎不足の風湿痺による関節痛・腰や膝がだるく無力などの症候に、桑寄生・牛膝・独活などと用いる。例:風湿身痛方。
2.止血喀血に、白芨・花蕊石などと用いる。 - 参考
- Pyrola rotundifolia の画像
Pyrola japonica の画像
Pyrola incarnata の画像