松節(しょうせつ)
- 分類
- 袪風湿薬
- 出典
- 名医別録
- 処方用名
- 松節、油松節
- 基原
- マツ科 Pinaceae のマツ属植物 pinus tabulaeformis CAER、 P. massoniana LAM. などの枝に生じる瘤状物
- 性味
- 苦/温
- 帰経
- 肝、腎
- 効能
- 袪風燥湿
風湿による痺痛、打撲による疼痛などに用いる。
薬性が温燥であるから、寒湿痺痛に適している。
『外台秘要』は、関節の疼痛、四肢の運動障害に使用し、単味で酒に浸けて服用する。
一般に他の袪風湿薬を配合して用いる。
打撲傷には活血通絡の薬物を配合する。 - 参考
- pinus tabulaeformis の画像
pinus massoniana の画像