冬瓜仁(とうがんにん)
- 分類
- 清化熱痰薬
- 出典
- 神農本草経
- 処方用名
- 冬瓜仁、冬瓜子、瓜仁、瓜子、瓜瓣、トウガシ
- 基原
- ウリ科 Cucurbitaceae のトウガン(カモウリ) Benincasa hispida CONG.の成熟種子
- 性味
- 甘/寒
- 帰経
- 肺、胃、大腸、小腸
- 効能
- 清肺化痰、消癰排膿、清熱利湿
肺熱による咳嗽、肺癰、腸癰などに用いる肺癰を治療する葦茎湯と、腸癰を治療する大黄牡丹皮湯には本品が配合されている。 - 注意
- 肺熱による咳嗽、肺癰、腸癰などに用いる肺癰を治療する葦茎湯と腸癰を治療する大黄牡丹皮湯には本品が配合されている。
- コメント
- 前立腺癌で手術した先生のお父上が、ジャスミン茶を飲みながら、この冬瓜子を食べていると聞き、私も父に食べさせようと購入しました。
味見をすると、のどにひっかかるようでおいしい食べ物とは言いがたい。
しかし、熱を冷まし腫物を消す効果があれば、確かに熱毒である癌には良さそうです。 - 参考
- Benincasa hispida の画像