黒豆(こくず)
- 分類
- 滋陰薬
- 出典
- −
- 処方用名
- 黒豆、黒大豆、烏豆
- 基原
- マメ科 Leguminosae のダイズ Glycinemax MERR. の黒色品種の種子
- 性味
- 甘/平
- 帰経
- 肝、腎
- 効能
- 滋陰補血、利水、祛風止痙、解毒
陰血不足の頭のふらつき、月経不順などに、当帰、白芍、川芎、丹参などと用いる。
産後の痙攣、牙関緊急などに、単味を炒黒して服用する。
薬物中毒、熱毒などに、単味であるいは生甘草などと用いる。
粉末を香油で調製し外用すると、湿疹などに有効である。 - コメント
- 黒豆は煮豆がポピュラーですが、甘く煮るとどんな豆でも夫はあまり食べません。
そこで、違和感のないご飯に混ぜて炊き込んでいます。
玄米を常食しているので、水に浸さなくとも圧力鍋なら玄米といっしょに炊くことができ、ほんのり紅く染まって食べやすいです。
紅く染まるといえば、あずきや黒米の方がよりいっそう紅いご飯となり、お赤飯の雰囲気は強くなります。 - 参考
- Glycinemax MERR. の画像