仙茅(せんぼう)
- 分類
- 助陽薬
- 出典
- 海薬本草
- 処方用名
- 仙茅
- 基原
- キンバイザサ科HypoxidaceaeのキンバイザサCurculigo orchioides GAERTN.の根茎
- 性味
- 辛/熱。有毒。
- 帰経
- 腎
- 効能
- 温腎壮陽、祛寒除湿
インポテンツ、精液の冷え、尿失禁、腹部の冷痛、腰や膝の冷痛などに用いる。
辛熱の薬性が強い。
多くは淫羊藿とともに使用する。
また単味で酒に浸けて服用することもできる。 - 注意
- 効能は淫羊藿に似て、薬性は燥熱で、陰液を損傷する恐れがあるから、陰虚火旺証には禁忌である。
- 参考
- Curculigo orchioides の画像