草根木皮みな薬
 

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緑萼梅(りょくがくばい)

分類
行気薬
出典
本草綱目
処方用名
緑梅花、白梅花、紅梅花
基原
薔薇科Rosaceae植物梅Prunus mume(Sieb.)Seib.et Zuccの花蕾を乾燥したもの
性味
酸、渋/平
帰経
肝、胃
効能
行気解鬱、和血散瘀
1.肝胃の気機鬱滞による側脇部、季肋部脹痛、上腹部のつかえ、噯気、胃痛、食欲不振などの証候に使用する。
緑萼梅は疏肝和胃、気機を通暢させる効能があり、柴胡香附仏手木香などを配伍して使用する。
2.痰気交阻によるヒステリー球(梅核気)に使用する。
八月札瓜萎皮合歓花陳皮などを配合して疏肝悦脾、理気化痰を行う。
参考
Prunus mume の画像