草根木皮みな薬
 

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姜黄(きょうおう)

姜黄
姜黄2
分類
活血化瘀薬
出典
新修本草
処方用名
姜黄、片姜黄、ウコン
基原
ショウガ科 Zingiberaceae のウコン Curcuma longa L. ならびにハルウコンCurcuma aromatica SALISB. の根茎を湯通しして乾燥したもの
性味
辛、苦/温
帰経
肝、脾
効能
破血行気、通経止痛
1.気滞血瘀による側胸痛、無月経による腹痛などの証候に用いる。
破血行気、通経止痛の作用があり、当帰白芍紅花延胡索などを配合して使用する。
2.風湿による上腕痛に用いる。
姜黄の性味は辛散、温通で、対外では風寒を散らすことができ、体内では気血を巡らせることができる。
特に四肢の痺証に活血、利痺、止痛の作用がある。
よく羗活海桐皮、当帰、芍薬を配合する。例:舒筋湯。
このほか、姜黄は大黄白芷天南星天花粉などを配合し、粉末にして外用する。
化膿性炎症の初期の発赤腫脹に用い、姜黄の活血散瘀、消腫止痛の効能を利用するのである。例:意金黄散。
参考
Curcuma longa の画像
Curcuma aromatica の画像