厚朴七物湯(こうぼくしちもつとう)
種類 | 解表攻裏剤 |
出典 | 金匱要略 |
組成 | 厚朴9g、甘草3g、大黄・枳実・桂枝各6g、大棗4g、生姜9g |
方解 | 厚朴-消痞泄満 枳実-消痞泄満 大黄-清熱瀉火 桂枝-解肌散寒、調和営衛 生姜-解肌散寒、調和営衛 大棗-解肌散寒、調和営衛 甘草-解肌散寒、調和営衛 |
用法 | 水煎服 |
効能 | 解肌発表、行気通便表寒裏実。腹満、発熱、脈浮数、大便不通。 |
主治 | 風寒表証が消失しないうちに裏実が生じ、裏実が主体になった状態 |
病機 | 陽盛内熱のものが風邪を感受し、表実のために内熱が鬱した表裏倶実である。 |
方意 | 行気導滞、消痞泄満を主とし、解肌発表を補助とする。 |