定志丸(ていしがん)
種類 | 滋養安神薬 |
出典 | 雑病源流犀燭 |
組成 | 人参・茯苓・茯神各90g、石菖蒲、遠志各60g、朱砂30g |
効能 | 養血寧心、清熱除煩を主とし、心が血を養わせ、陰昇陽潜させ、虚熱を下げてから、虚煩、不眠等の証を治す。 |
用法 | 蜜丸にする。 |
効能 | 補心益智、鎮怯安神。 |
主治 | 心怯善怒、寝つき悪い。 |
方意 | 本方と酸棗仁湯は滋養安神の効を持つ。 違いは本方は心気不足の心怯善怒、寝つきが悪い証を治す。 だから、本方は補心益智、鎮怯安神を主とし、心気旺盛を充実させ、心怯、不眠等の証を治す。 |