草根木皮みな薬
 

薬膳や中医学を勉強している方、
知りたい方に送る薬膳や中医学情報

清脾飲(せいひいん)

種類 和解少陽剤
出典 済生方
組成 姜青皮厚朴白朮草果柴胡茯苓黄芩半夏炙甘草各等分
用法 粉末1回12gを水煎服用する
効能 燥湿化痰、清熱清脾
主治 マラリヤは熱が多く、寒が少ない、口苦乾、小便垢渋、脈弦数。
方意 清脾飲も痰湿の膜原溜まりによるマラリヤ、熱多く寒少ないを治療する。
痰湿の源は脾にある。
だから、燥湿除痰で、清脾と称する。
方薬は達原飲、柴胡達原飲とだいたい同じ、異なる所はちょうど各方の特徴である。
達原飲には知母芍薬があるが、多くの薬は燥烈で、熱盛の者には適応しない。
清脾飲は比較的穏やかで、破結達邪の力はちょっと足りない。