宮外孕方(きゅうがいようほう)
種類 | 活血袪瘀剤 |
出典 | 山西医学院附属院中結合治療小組経験方 |
組成 | 丹参15g、赤芍薬15g、桃仁9g |
効能 | 活血袪瘀、消瘀止痛 |
主治 | 子宮外孕が突然発裂して急に激烈な腹痛を現す。 よく下腹部から痛み始め、時に全腹部に、そして生理過多、流れ不暢、血色暗紅。 |
方意 | 腹部を検査すると、圧迫痛、反跳痛と筋肉緊張感、時に移動性の濁音あるいは軟硬不均一の塊がわかる。 子宮外孕は普通、未損型と己損型に分ける。 己損型はさらに、昏迷型、不安定型と包塊型に分ける。 臨床では普通、一号で不安定型を治す。 二号で包塊型を治す。 昏迷型は中西結合で救急治療する。 本方と活絡効霊丹はいずれも活血化瘀ができ、宮外孕を治す。 しかし、本方の消瘕袪瘀の力は比較的大きい、宮外孕を治す専用方である。 活絡効霊丹は行気止痛の力が比較的強い。 打撲傷の瘀痛、袪瘀積聚等の瘀血諸証に広く使用される。 |