麻黄連軺赤小豆湯(まおうれんしょうせきしょうずとう)
種類 | 清熱袪湿剤 |
組成 | 麻黄6g、連軺6g、杏仁6g、赤小豆15g、大棗3g、生梓白皮9g、生姜3g、炙甘草3g |
用法 | 水煎服 |
効能 | 解表発汗、清熱利湿 |
方意 | 『傷寒瘀熱裏に在れば、身必ず黄、麻黄連軺赤小豆湯これを主る』記述は簡単であるが、方剤の構成から「頭痛、身体痛、悪寒、無汗」などの表証が存在するはずであり、表鬱と三焦湿熱による瘀熱発黄である。 麻黄、生姜で表邪を散じ、杏仁で宣肺し、水道通暢し、赤小豆、連軺、生梓白皮は湿熱を清泄し、甘草、大棗は和中する。 連軺は連翹根であり、近年は連翹を用いている。 生梓白皮が入手できないときは桑白皮で代用してよい。 |