清心蓮子飲(せいしんれんしいん)
種類 | 清臓腑熱剤 |
出典 | 和剤局方 |
組成 | 黄芩・麦門冬・地骨皮・車前子・炙甘草各15g、蓮子・茯苓・黄耆・人参各25g |
用法 | 粉末にして1回9gを水煎し、冷やして空腹時に服用する。 約1/3量を水煎服用してもよい |
効能 | 益気滋陰、清心火 |
主治 | 心火上炎、気陰不足。 症は遺精、淋濁、結崩帯下、疲れたら発作する、あるいは腎陰不足で、口舌乾燥、煩躁発熱が見られる。 |
病機 | 思慮労心などにより次第に気陰を消耗し、心営不足のために心火が上炎して心腎不交となり、心火が小腸にも移って排尿異常を伴った状態。 |
方意 | 本方は清心火と補益気陰を兼ね備えている。 |